本多議員VS河野外務大臣 12/1

衆議院安全保障委員会 北朝鮮情勢に関して 立憲民主党 本多平直議員VS河野太郎外務大臣 の一部を書き起こしました。

 

立憲民主党 本多平直議員
「私からは、北朝鮮情勢に関して、いろいろな危険性があると思います。もちろん北朝鮮からの暴発。この緊張状態ですから、偶発的な事態というのも危険性があると思っています。
それと、残念なことに、アメリカからの先制攻撃と言う状況も、残念ながら想定をせざるを得ない状況になっているのは、宮川委員からのご指摘もあるとおり。ある意味、アメリカとしての立場は理解できるのですが、近隣の日本として、これにつきあうわけには行かないと私は思いますので、ここについてしっかりとお答えをいただきたいと思います。
先ほどまだ、明確にならなかったのですが、安倍総理は、『全ての選択肢がテーブルの上にあるというトランプ大統領の姿勢を一貫して支持』といわれていますが、全ての選択肢に、アメリカからの先制的な軍事攻撃、これが含まれているのかどうかを、外務大臣、もういちど、お願いします。」

 

委員長「河野外務大臣」

 

河野太郎外務大臣
「全ての選択肢と言うのは、全ての選択肢ということだろうと思います。」

 

委員長「本多平直くん」

 

本多議員
「それは、そこには『含まれている』、それを『支持している』という理解で、よろしいんでしょうか?」

 

委員長「河野外務大臣」

 

河野大臣

「繰り返すようで恐縮でございますが、全ての選択肢というのは、全ての選択肢だろうと思います。」

 

委員長「本多平直くん」

 

本多議員

「全ての選択肢というのは、全ての選択肢、それは分かりました、支持している、と安倍総理はいっていますが、支持しているという事でよろしいんでしょうか。」

 

委員長「河野外務大臣」

 

河野大臣

「あのー、『全ての選択肢がテーブルの上にある』というトランプ大統領の立ち場を、一貫して支持してきている。」

 

委員長「本多平直くん」

 

本多議員

「え~、我が国は国際法上、予防攻撃、先制攻撃は違法という認識でよろしいでしょうか?」

 

委員長「河野外務大臣」

 

河野大臣

「あのー、一概には言えないんだろうと思います。具体的に、それぞれの事象に適して、国際法に違反しているものは違反しているし、適しているものは適しているということになると思います。」

 

委員長「本多平直くん」

 

本多議員

「これまでの政府の答弁を、大きく変えられる、今、ご答弁されてますよ。
たとえば、前大臣、岸田大臣の答弁、これは5月27日ですけれども、岸田大臣のは、『国際法上は、予防攻撃も先制攻撃も認められておりません。これは国際法に違反するものであります。我が国は国際法に違反する武力行使を集団的自衛権において支援する、こういったことは全くありません。』後半はいいです。前半を、この岸田前外務大臣の答弁を変えられるんですか?」

 

委員長「河野外務大臣」

 

河野大臣

「我が国は国際法上違法なものは支持しないという立場は、その通りであります。個別具体的に、それが一方では先制攻撃にあたると主張する場合もあるでしょうし、そう主張はしているけれど、実際はそうでない場合もあるでしょうから、これは個別具体的に判断しなければいけないものなんだろうと思います。
片方が、明らかに「先制攻撃でない」場合であっても、他方が「先制攻撃であった」という主張をする場合もありますから、こういうものは、個別具体的に判断をしなければいけないものであって、その上で我が国は、国際法上違法なものは支持しない、という立場には変わりはございません。」

 

委員長「本多平直議員」

 

本多議員「私ね、そんな外務大臣の答弁、とても認めるわけにはまいりません。あの、先制攻撃をした国というのは、今回の場合は 北朝鮮のがわから挑発している。その通りだと思います。 過去の戦争の例を見れば
~そちらが先にやってきたと因縁をつけて先制攻撃をした例は、過去、沢山あるわけです。岸田外務大臣の答弁、これこのまま読んでいただかないと困りますよ。
『国際法上は、予防攻撃も先制攻撃も認められておりません。』個別に判断するなんて、岸田外務大臣は言ってないんですよ。この答弁、変えるってことで、よろしいんですか、本当に?」

 

委員長「河野外務大臣」

 

河野大臣

「具体的な事象のどれが先制攻撃にあたり、予防攻撃に当たるのか、というのは、きちんと判断されるべきものであって、一方が、そうでないものを先制攻撃だったと主張する場合もあるだろうと思いますので、そこは色んな立場があるんだろうと思います。我が国は、そうしたことを踏まえて、国際法上違法なことは支持しないという立場に、変わりはございません。」

 

委員長「本多平直くん」

 

本多議員

「大臣のそういう理屈に立ちますとねぇ、日本の専守防衛自体が成り立たなくなるんですよ。日本が、存立が脅かされると、こう言った時に、日本の理屈で、『日本にとって危機的な状況だから、先に武力攻撃しかけていい』という理屈になりませんか?そんなこと認めたら。
そんなこと、憲法上も国際法上も、ありえないじゃないですか。」

 

委員長「河野外務大臣」

 

河野外務大臣

「おっしゃることの意味がよく分かりませんが、
  (笑いが起こる)
我が国は、国際法上、違法なことは支持しないという立場に変わりはございません。」

 

委員長「本多平直くん」

 

本多議員

「国際法上の違法というのは、どこが判断するんですか?」

 

委員長「河野外務大臣」

 

河野外務大臣

「我が国の場合は、我が国が判断します。」

 

委員長「本多平直くん」

 

本多議員

「我が国は、国際法上の解釈権を有してるんですか?」

 

委員長「河野外務大臣」

 

河野大臣

「あの、我が国が行動をとる時には、我が国の政府が判断をして、行動をせざるを得ないわけですから、どこかに伺いを立てるわけには、こういう場合、行きませんから。国際法上違法かどうかは、我が国が厳正に判断をして行動せざるを得ないと思います。」

 

委員長「本多平直くん」

 

本多議員

「北朝鮮に非があるというのは、私も同意していますよ。北朝鮮に一方的に非がある状況の中で、北朝鮮から攻撃がないまま、アメリカが北朝鮮に先制攻撃をした、これは一般的に、外形的に先制攻撃だと分かるわけですよ。これを、国際法上、違法だと判断しないことがあり得るんですか?どういうケースなんですか、それは?」

 

委員長「河野外務大臣」

 

河野大臣

「仮定の話ですので、あの、お答えは差し控えさせて頂きたいと思います。」

 

委員長「本多平直くん」

 

本多議員「いやいや、河野大臣が、岸田外務大臣の答弁を変えられたから、こんなこと聞いてるんですよ。
先制攻撃はダメだと言って下さいよ、しっかり。
先制攻撃は、だめなんですよね?
いいです、では、こういう聞き方をしましょう。 我が国が、これはアメリカの先制攻撃だと判断したら、これは違法ですよね?」

 

委員長「河野外務大臣」

 

河野大臣「国際法上違法なことは支持しないという我が国の立場には変わりがありません」

 

委員長「本多平直くん」

 

本多議員

「質問に答えてないです。我が国が先制攻撃と判断したら、アメリカの先制攻撃は違法ということでいいですね?」

 

委員長「河野外務大臣」

 

河野大臣

「繰り返しますが、国際法上違法なものは、我が国は支持しないという立場に変わりはございません。」

 

委員長「本多平直くん」

 

本多議員

「当たり前のことを言われても困るんですよ。
先制攻撃かどうかを判断するのは日本だと、おっしゃいましたね?それはよろしいんですね?」

 

委員長「河野外務大臣」

 

河野大臣

「あの、繰り返して恐縮ですが、
私がここで申し上げているのは、国際法上違法なことは我が国は支持しないということでございまして、それ以上でもそれ以下でもございません」

 

委員長「本多平直くん」

 

本多議員

「先ほど大臣がそうおっしゃったので、聞いているんですが。もう一度お答えください。アメリカじゃなくてもいいですよ。A国がB国を攻撃した場合、それが先制攻撃かどうか判断するのは、日本がするということでよろしいんですか?」

 

委員長「河野外務大臣」

 

河野大臣

「我が国は、この北朝鮮危機の中にあって、我が国の国益を守るために行動するわけでございまして、その中で、私どもは、アメリカが、『全ての選択肢がテーブルの上にある』という立場をとっていることを、一貫して支持しております。それ以上でもそれ以下でもございません。」

 

委員長「本多平直くん」

 

本多議員

「(苦笑)・・委員長、答えてないんで。」

 

委員長「ご質問ください。」

 

本多議員

「質問に答えて下さい。先制攻撃かどうかを判断するのは日本だとおっしゃったので、それでいいんですね?と、もう一回確認してるんです。全然違うこと、答えないで下さい。」

 

河野大臣

「今日のこの委員会は、北朝鮮問題についての審査を中心に行われていると思いますが、私が申し上げているのは、アメリカが全ての選択肢がテーブルの上にあると言っていることを、我が国は一貫して支持している、ということでございます。」

 

委員長「本多平直くん」

 

本多議員

「ま、なんか、とんでもない、これまでの日本政府の国際法の解釈を大きく変えるような問題答弁をされていますので、ひき続き追及したいと思いますけど。まず、外交交渉において、一般的に、『全ての選択肢』これを『100%一致』と、こういう言い方をする外交交渉というのは、いかがなものかと私は思うんですよ。
つまり、今おおむね、アメリカとまた他国と強調してやっている北朝鮮への圧力 この状況は支持しますよ。

国内の課題においても、応援してくださっている自分と近い人の間でも、『あなたと100%一致です』などと言う言葉は、普通なかなか使いません。一般の方でも100%と言うことは1%もないことですよ。こういう言葉使いを、他国。
私は利害があって、全て一致しているとは思いません、アメリカとは。距離の問題もあります。アメリカが先制攻撃することがアメリカの国益にかなう、私は支持しませんが、あり得るかもしれません。
しかし、それに付随して被害を受ける韓国や日本は、また別の意見も持つべきだと思います。
こういう局面において、『全ての選択肢がある、それを一貫して支持し、それを100%支持する』、こういう安倍内閣の姿勢は外交交渉に臨む姿勢としていかがなものかと思いますが、いかがですか?」

 

河野大臣

「日本政府が、全ての選択肢がテーブルの上にあるというアメリカの立場を一貫して支持しております。」

 

委員長「河野外務大臣」

 

本多議員

「私の意見についてのコメントを求めております。」

 

河野大臣

「我が国政府の立場は、全ての選択肢がテーブルの上にあるというアメリカ政府の立場を一貫して支持しております」

 

委員長「河野外務大臣」

 

本多議員

「あと、政府の答弁で、米国の行動を予断することは差し控える、と、よく言われているんですけど、キチンと情報をとって頂かないと。先制攻撃の事前協議の  内容は、日米安全保障条約に基づく、日本の基地を使用する場合の事前協議、これは当然行うという事でよろしいんですね?」

 

河野大臣

「日米安保条約に定められている事前協議は当然に行われます。」

 

本多議員

「私の思いはですね、日米安保条約に規定されていなくても、日本に重大な影響が及ぶ先制攻撃的な行動をやる時は、私は日本は反対すべきだと思いますが、今の安倍政権はわかりません、たいへん不安になりました。いずれにしても、連絡をしろと求めることは、伝えるべきだと思うんです。伝えてないんですか?」

 

委員長「河野外務大臣」

 

河野大臣

「これまでも、この北朝鮮問題に関して、日米は緊密に連携して参りましたし、今後も緊密に連携して参ります。」

 

委員長「本多平直くん」

 

本多議員

「いや、そういう抽象的なお答えではなくて、たとえば、韓国の文大統領は、こういうふうに述べているんですね。
『米国のトランプ大統領は、北朝鮮に対してどんなオプションを使おうが、その全てのオプションに対して事前に韓国と十分に協議して同意を得ると約束した』と。
こういう合意が、韓国とアメリカの間にあるということは、認識をされてますか?」

 

委員長「河野外務大臣」

 

河野大臣

「日本は、これまでこの北朝鮮の問題で、緊密にアメリカと緊密に連携して参りましたし、今後も緊密に連携して参ります、この立場に変わりはございません。」

 

委員長「本多平直くん」

 

本多議員

「質問に答えて下さい。」

 

委員長「河野外務大臣」

 

河野大臣

「あの、日本の立場を申し上げたまでです。」

 

委員長「本多平直くん」

 

本多議員「北朝鮮に対してたいへん大切な、韓国とアメリカの、これ、文大統領が国内向けに言ってるかもしれないじゃないですか。国民を安心させるために。こういう合意があったか、どうか、どうですか?」

 

河野大臣

「日本は、米国と緊密に連携して参りましたし、今後も緊密に連携して参ります。」

 

委員長「本多平直くん」

 

本多議員

「いや、この合意があるかどうかの事実関係を聞いています」

 

委員長「河野外務大臣」

 

河野大臣

「日米関係は、アメリカと他の国の関係に左右されることはございません」

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▼buuさん(https://twitter.com/buu34)の書き起こしを参考にさせていただきました!ありがとうございます。